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スポーツアロマとは

アロマセラピー(香りと植物に含まれる薬効成分を体に取り入れ健康の促進を目的とする)をスポーツの分野に生かし、怪我の予防や筋肉痛の緩和、ホルモンバランス調整、早期の疲労回復など、スポーツをする際のコンディショニングに生かしたものを『スポーツアロマ』と称しています。 

症状にあわせたアロマオイルのブレンド・スポーツマッサージのテクニック・ストレッチを組み合わせたスポーツアロママッサージを中心に心身共にアプローチする手法で、近年スポーツでのコンデショニングのひとつとして注目されています。

 

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アロマとスポーツの関係性

植物の薬効成分をトリートメントによって体の中に吸収させることで、早期の疲労回復や痛みの緩和、自律神経系の調整・ホルモンバランス調整など、様々な不調改善が期待できます。またスポーツでは致命的とされる怪我の予防に役立つことから、近年、他競技にわたりスポーツコンデショニングの1つとして注目されています。

例えば、ローズマリーに含まれる鎮痛作用の成分により炎症を抑えたり、筋肉の疲労回復が期待できます。またラベンダーの香りで緊張を緩和したり、ペパーミントで集中力を高めるために役立てます。プレッシャーから不眠になったり胃痛に悩む選手も多く、睡眠を促したり、リフレッシュさせることなど精神面でのアプローチもスポーツは重要となります。その他、風邪予防や免疫力UPなど心身ともにケアすることでより高いパフォーマンスを発揮していきます。一般の方の怪我予防やメンテナンスにも活用しています。

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スポーツアロマとアロマセラピーの違い

スポーツアロマとアロマセラピーは活用する際の目的が異なります。
アロマセラピーもスポーツアロマも「アロマ(精油)という植物の薬効成分を活用した自然療法」という点では共通ですが、大きな違いはスポーツアロマはスポーツの競技能力の向上や怪我予防を目的にしていることです。その為、スポーツアロマでは、例えば集中力や筋力・持久力を高める必要のある大会前と、筋肉疲労を取り除き、血流促進、呼吸回復などが必要な大会後でのケアの方法が異なります。また、使用するアロマ(精油)に特徴があったり、オイルマッサージの手技も筋肉の深い部分にアプローチするものなどになります。

もちろん、競技能力に関係するメンタルケアとして、睡眠を促したり、プレッシャーによるストレスを緩和させるリラクゼーション目的の施術を行なう場合もあります。

このような観点からスポーツアロマを一般の方の怪我予防やメンテナンスにも活用しています。

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スポーツアロママッサージの特徴

スポーツアロママッサージは、症状にあわせたエッセンシャルオイルのブレンドと筋肉の深部へとアプローチするトリートメント、ストレッチの組み合わせが特徴です。ただし、筋肉にアプローチするというと痛い印象がある場合もありますが、筋肉の疲労回復や競技能力を高めることを考えた場合、痛みを伴うような施術は行いません。また、試合直前などは、柔軟性を高めすぎると筋肉反射が悪くなる為、血行を促進する軽擦のみの場合もあります。

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